この人と取引先をするのか

私は中小企業診断士の資格を持って経営コンサルタントをしています。

つまり『自分の頭と身体と時間を使ってビジネスをしている』という事になります。

さて経営コンサルタントはどんな『経営』をおこなっているのでしょうか。

今回はそのひとつをお話します。

取引先は徹底的に選ぶ

私は取引する相手に関しては徹底して選んでおります。

これは『自分の頭と身体と時間を使ってビジネスをしている』以上、最も重要なことの1つです。

つまり、トラブルの多い相手を選んでしまうと、貴重な『自分の頭と身体と時間』という経営資源を無駄使いしてしまうからです。

勿論、効率だけが大切ではありません。

報酬は少なくても、意義があると感じる仕事は喜んで引き受けております。

一方で経営資源の無駄使いを回避するために、その人と取引をしない選択をしている、ということでもあります。

取引先を見極める1つの質問

先日、金融機関さんの紹介で窓口を訪れた事業者さんがいました。

『今日はどういったご相談ですか』

と私は必ず最初に本人に伺い様にしています。

ご自身の口から、何がお悩みなのか語ってもらうためです。

その方はこう仰いました。

『〇〇(金融機関名)から聞いていませんか?』

うーん、どうでしょう。

この時点で、イマイチな印象を持ってしまいました。

ここで私が見ていることは2つです。

・聞かれたことに答えられるか
・当事者意識はあるか

残念ながらこの方は、この2つのどちらも満たしていない回答をされました。

最初の質問で、残念ながらマイナスポイントです。

結果を出すために重要なパートナーの選択

さてさて、この件で相談があるのは、私でも無ければ金融機関でもありません。この方ご自身です。

金融機関からの連絡はもちろん来ています。

それを本人はどう理解して説明するのか、金融機関からの連絡は正しいのか

という点を私は見ています。

この後の相談内容は推して知るべしです。

無料相談窓口にお越しいただいたので対応いたしましたが、私個人としてこうした方とビジネスをすることはおそらくありません。

面白くない出来事がおこるか、ビジネスが上手くいかないか、何らかのトラブルが発生するかもしれませんから。

『そんなこと分からないじゃないか、何も起きないかもしれないでしょ』

とお考えになるかもしれません。

そうですね、何も起きないかもしれませんよね。

しかし、何か起こってしまうとその対応に更なる時間や精神的負担があるかもしれません。

私はそのようなリスクは負わない、ということです。

他に仕事を一緒にして頂けるパートナーはおりますので、こういうリスクを感じる方とは取引をしないのです。

取引先は選んでよい

私は、このような見切りをつけることをとても大切にしています。

誰とビジネスをしたいか。
それはなぜか。

常に考えながら、お相手をえらんでいます。

このおかげで、ストレスの少ないビジネスライフをしております。

リスクのある(と感じる)相手とビジネスをして得られる報酬よりも、自分自身の心地よさを優先しています。

報酬は他で得れば良いのですから。

『自分から断ったら角が立つんじゃないの』

と心配される方。

そうですね。そうならないために、上手に断る必要があります。

気になる方は、こちらをご覧下さい。

おまけ

私は、相手の見た目もとても大切にしています。

見た目とは『自分が相手にどう見られたいか』ですから。

Tシャツ短パンサンダル履きで相談に来られる方は、やっぱり少し引いてしまいます。

ご自身はお休みかもしれないので、その恰好で良いと思うかもしれません。

一方でビジネスの相手に失礼が無いかどうか、一度考えてみてもよいのでは、と思います。

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