儲からない気がする人のその後
はい、儲からない方のその後です。
前回はこんなお話をしました。
なんか儲からない気がする
https://nikonikokeiei.sakura.ne.jp/db1st/archives/3478
この『儲からない気がする』方はその後どうなったのでしょうか。
何のことは無い
もともと、この方のご相談はこんな感じでした
『空き時間無くはたらいているし、予約も埋まっているのに手元に残っているお金が少ない』
『なんか儲からない気がする』
それに対して、私はこんな質問をしました
『毎月、手元にいくら残したいのですか？』
この方はいくら手元に残したいかという『目標』が無かったのです。
行先を決めずに車を運転しているようなものです。
それでは、毎月仕事をした後でたどり着いた場所が、自分の行きたい場所であるとは限りませんよね。
さて、この方はその後、一体どこに行きついたのでしょうか。
たどり着いた場所は『儲かる楽園』か？
この方、月の利益として35万円手元に残すことを決めました。
年間420万円ですね。
この利益から生活費、税金、社会保険料などを払うというものです。
この額が多いか少ないかは人によりますが、この方の基準ではこの金額が『儲かっている』かどうかの基準です。
この設定自体が大切なのです。
いくらあれば儲かっているかどうかは人によって違いますから。
そして目標を掲げた後の、最初の2か月は目標未達でした。
値引き目当てで材料のまとめ買いをしていたので、仕入額が増えていました。
『どうせ使うんだからまとめて安く買おう』
と考えていたのですが、まとめて買った材料は直ぐに使わないし、場所は取るし、たくさんあるから無駄に使ってしまい結局早く終わってしまう、ということが分かりました。
なので、割高でも都度購入に切り替えました。
こういうものが複数あったので、これを是正することで月々の仕入額が低位安定して現金が残るようになりました。
不思議といえば不思議ですが 目標を立てると人間はそれを達成しようと努力するのです。
詳しくはエルトン・メイヨーの『人間関係論』をご覧ください。ググればたくさん出てきますよ。
というわけで、この方は自分の手元に希望する額のお金が残る月が増えました。
これで忙しいお仕事のモチベーションが少しあがったと仰っていました。
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